料理の基本
冷凍卵のレシピとおすすめの活用法
その独特の食感が話題の「冷凍卵」。皆さますでに試されていますでしょうか。衛生面に不安がある、どう活用すればいいのかわからない…などの理由でまだ試されていない方、ぜひこの記事を読んで、あの魅力のもっちり食感をお楽しみください!
卵を冷凍にして、衛生的に大丈夫?
鶏卵にはサルモネラ菌が存在しています。サルモネラ菌は70℃以上の温度で1分以上加熱されることで死滅し、5℃以下では死滅はしないが増殖もしないとされています。卵を冷凍保存してもサルモネラの増殖はあまりしないですが、食べる時には細菌が増殖しやすい10℃以上になるのと、日が経つにつれて卵の殺菌力が低下していくので、なるべく新鮮な卵を使用しましょう。
また、調理した卵も常温で長時間放置するとサルモネラ菌の繁殖に繋がりますので、調理後はすぐに食べましょう。
冷凍卵の作り方
冷凍卵の作り方はいたって簡単です。生の卵を冷凍するだけ!
注意点としては、冷凍することで中身が膨張し割れる可能性が高いので、ジップロックや調理袋などに入れた状態で冷凍することくらいです。
また、殻を剥く場合は水道水で流しながら剥くと、剥きやすいです。
冷凍卵の活用方法
冷凍卵だからこその活用方法をご紹介いたします。生卵のままだと作りにくい料理も冷凍卵ならお手軽です。
濃厚ポーチドエッグ
エッグベネディクトに大活躍!生卵から作ると意外と面倒なポーチドエッグが冷凍卵なら簡単に濃厚に作れます。黄身の部分がしっかりと冷凍されているので、火が通りにくく、逆に白身部分の火が通りやすい特徴を生かした調理です。
<作り方>
1.卵を冷凍し、皮を剥く。
2.湯が湧いたら弱火にして、お玉に卵を乗せて静かに沈める。
3.1~2分ほど沈めて、白身が固まったら静かに取り出す。
濃厚半熟目玉焼き
黄身部分が濃厚な目玉焼き!冷凍状態の黄身に火が通りにくいので簡単に半熟目玉焼きが作れます。白身があまり広がらないので、イングリッシュマフィンなどの小さめの食材に乗せるのにも便利。
<作り方>
1.卵を冷凍し、皮を剥く。
2.フライパンに油をしき温め、卵をフライパンに乗せる。
3.蓋をして弱火で3~6分ほど加熱し、白身が固まったら取り出す。
卵の天ぷら
うどん屋さんなどで見かける、卵まるごと天ぷら。外はかりかり、中はとろ~りの贅沢天ぷらが簡単に調理できてしまいます。
<作り方>
1.卵を冷凍し、皮を剥く。
2.卵の周りに薄く小麦粉をつける。
3.天ぷら粉を水に溶き、「2」の卵をしっかりと浸す。
4.160~170℃のたっぷりの揚げ油で衣がカリっとするまでしっかりと揚げる。
こちらもおすすめ
↓試してみたい♪と思ったらブクマorシェアしてね!↓