食ネタ
美容&健康におすすめ食材!<鮭>の持つ効果とレシピまとめ
一般的に秋が旬の鮭。
白ごはんのお供におなじみの焼き鮭はもちろん、北海道の郷土料理でも有名です。
実はそんな身近な鮭が、美容にも健康にもとっても良い食材なんです!
今回は、そんな鮭が持つパワーをまとめてご紹介♪
美味しい鮭レシピも最後に紹介しますので、是非お試しください!
鮭の持つ栄養価
鮭に含まれる栄養価は、タンパク質やカリウム、リン、葉酸、ビタミンA、B群(B1、B2、B6、B12)、C、D、Eといったビタミン類や、DHAにEPA、更にアスタキサンチンなど、様々な栄養価が含まれています。
キヌアやチアシードなどでおなじみ「スーパーフード」という言葉がありますが、鮭もスーパーフードと呼ぶにふさわしい栄養価を持っています。
鮭を食べるとどうなる!?凄い栄養効果まとめ
お肌の老化防止に!アスタキサンチンでアンチエイジング
鮭やエビなどの赤い色素であるアスタキサンチン。
その強い抗酸化作用で、紫外線によるメラニン色素の除去やシミ・シワ・そばかす予防の効果があると言われています。
しかも、鮭に含まれるビタミンB6は肌の新陳代謝アップに繋がる栄養価なので、仮にもしメラニン色素ができてしまっても、シミ・シワ・そばかすに変化する前にメラニン色素を除外してしまうという強力な二段構え。
同じく鮭に含まれるビタミンEも、不飽和脂肪酸の酸化を防いでくれるため、お肌のシミやシワが増えてしまうのを防ぐ効果があります。
また、鮭の皮にも様々な成分が含まれており、先程のアスタキサンチンや、お肌をプルプルにしてくれる効果でおなじみのコラーゲンだって含まれています。
魚から摂取できるコラーゲン(フィッシュコラーゲン)は、他の牛や豚から摂取できるコラーゲンよりも身体に吸収されやすいという有り難い特性なので、お肌のアンチエイジングには鮭はもってこいの食材なんです。
お肌だけじゃない!脳だってアンチエイジング
お肌の美容効果についてはご紹介しましたが、脳も若々しく健康に保ってくれるのがアスタキサンチン。
脳にある”海馬”を活性化させるため、学習記憶能力UPの効果があると報告されています。
また、鮭に含まれる栄養価では、DHAは脳細胞を活性化させ、情報伝達性をよくしてくれますし、EPAは脳を含む全体的な血流改善を行う事で脳機能の活性化に繋がります。
更に、ビタミンDは脳の神経細胞保護やコントロールに必要な栄養で、認知症予防などに役立つ栄養価と言われており、ビタミンDが不足すると認知症リスクも増えることが分かっています。
アンチエイジングのためだけでなく、シンプルに学習能力向上のためにも食べたい食材です。
高血圧予防に!EPAで秋・冬のリスクに勝つ
血圧はいつも同じ…と思っている方もいるかもしれませんが、秋から冬にかけて寒くなってくると、血管は収縮してしまったり、身体を温めようと血圧をあげたりします。
更に、寒いと動きたくなくなってしまうのが人間のサガ、運動量もこの時期は減ってしまいます。
しかも、食事も夏場などはさっぱりスッキリした味のものが食べたいですが、寒くなってくると、味の濃い塩分強めな食事もとりがちですよね。
こういった様々な面から、秋や冬は高血圧になりやすい時期と言われています。
鮭に含まれるEPAには、先程も記載の通り血管を広げ血流をよくしてくれる働きや、血液をサラサラにしてくれる効果があり、高血圧だけでなく、脳梗塞や心筋梗塞にも有効的と言われています。
この時期、有り難いことに旬を迎える鮭。血圧が心配な方は取り入れてみては?
成人病対策に!DHA・EPAでコレステロールを下げる
DHAやEPAには、高血圧予防の箇所でもご紹介の通り、血液をサラサラにする効果があります。
更に、血管や血中のコレステロール値を下げて善玉コレステロールを増やす効果があります。
これにより、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞、心臓発作のなどの予防、そしてダイエットにも効果があるのです。
貧血予防に!鉄分+ビタミンB12等で赤血球を作る
「貧血は鉄分をとればOK」と思っている方、多いんじゃないでしょうか。
実は、鉄分だけでなく、亜鉛や葉酸、ビタミンB12が不足すると、身体は赤血球やヘモグロビンを作れず貧血になってしまいます。
ですがなんと、鮭にはこの4つの栄養価が全て入っているのです。
自分は貧血になりやすいな…という方は、鉄分だけでなく、これらの栄養をまんべんなく摂ってみると良いかもしれません!
免疫力を上げる!ビタミンACEで強い身体を作る
お料理まとめやソラレピでも度々ご紹介している「ビタミンACE」。
それぞれ簡単にまとめると、
・ビタミンA:皮膚や喉、鼻、消化器官などの粘膜を正常に保ち、乾燥から肌を守りウイルス感染しにくくなる。
・ビタミンC:抗酸化作用&美肌効果以外にもコラーゲンの合成を促す効果もあり、乾燥から肌を守り細菌感染しにくくなる。
・ビタミンE:強い抗酸化作用&生体膜を構成する不飽和脂肪酸の酸化を防ぎ、細胞の健康を維持する。
といった効果があります。
しかも、鮭にはACE以外の栄養価も沢山含まれているため、ビタミンACEの効果にいわゆる”バフをかける”(効果を更に強くさせる)事が可能。
タンパク質やビタミンB群で疲労回復し、DHAやEPAで血行促進させる事により、ACEの力が全身に届きやすくなるのです。
鮭を使ったおすすめレシピ
北海道の郷土料理
石狩鍋(鮭鍋)
北海道の郷土料理でおなじみ石狩鍋のレシピ。鮭だけでなく、たっぷりの野菜(180g以上使用)も食べられるので、沢山の栄養をとることができます。
鮭の旨味たっぷり
鮭のホイルちゃんちゃん焼き
こちらも北海道の郷土料理でおなじみのレシピ。ホイルを使わないバージョンのレシピもおすすめです。
がっつり贅沢
鮭とイクラのスープごはん
見た目にも豪華なご飯ものレシピ。サラサラと食べやすいですが、お餅が入っているので意外にガッツリ系。
秋が旬の食材いっぱい!
鮭の和風きのこあんかけ
鮭が美味しい秋に、同じく美味しいきのこをふんだんに使ったレシピ。栄養だけでなく、季節を感じたい時にもぴったりです。
とろ~りクリーミー
サーモンチャウダー
具だくさんで甘塩紅鮭の味が効いたクリームチャウダーのレシピ。食べやすいので、お子様にもぴったり。