料理の基本
生にんにくの冷凍保存方法と長期保存にぴったりなレシピ
お料理を味わい深くする定番食材
にんにくは、お料理に欠かせない食材の一つ。そのため、常にストックされているご家庭も多いと思いますが、どのような状態で保存しているでしょうか? 今回は、にんにくを長持ちさせる基本の保存方法からお料理に便利な冷凍保存法や長期保存に最適なレシピをご紹介いたします。基本の保存は野菜室で
にんにくは通常、湿度が低く風通しの良い涼しい(およそ-1℃~0℃)場所で保存するのが良いとされているため、ご家庭では野菜室が、一番最適な保存場所です。 玉のまま、または薄皮が付いた状態の1片を保存したい場合は、新聞紙などに包み、それをビニール袋やジップロックに入れて保存します。お料理に便利なのは、やっぱり冷凍保存
料理をする時に都度、にんにくを処理して使うよりも、既に処理されたものを手早く使えた方が便利ですよね。そのため、にんにくチューブなどを常備している方も多いと思います。 チューブも便利ですが、やっぱり生にんにくがいい!という方の為に、調理時に便利なにんにくの保存方法をご紹介いたします。常に常備しておけば、とっても便利ですので、ぜひお試しください。 1.みじん切り・すりおろし等のにんにくにんにくの皮の剥き方
薄皮だらけで剥きにくいにんにくは、根の部分を薄く切り落とす形で刃を入れ、そのままするりと皮を剥くと便利です。中央の芽の部分は爪楊枝などでくり抜いてから処理しましょう。長期間保存が可能なにんにくの加工方法は?
にんにくは調味料やオイルで加工することで、長期保存が可能となります。代表的な加工に以下のような方法があります。にんにくのカットのし方は、用途に合わせて変えてください。にんにく醤油
にんにく味噌(味噌+にんにくのみ版)
にんにく味噌(甘じょっぱい版)
<味噌大さじ3杯分> にんにく(2片・みじん切り)/味噌(大さじ3)/砂糖(大さじ2)/みりん(小さじ1・1/2)
にんにくオイル
保存に関する注意
長期保存するために一番大切なのは、保存容器の消毒です。 密閉容器を使用する際は、きちんと煮沸消毒をしてから、しっかりと水気を乾燥させないと、容器内部で菌が繁殖してしまいます。煮沸消毒の方法
- 容器と蓋を洗剤でしっかりと洗う
- 鍋に容器と蓋、容器が丸ごと浸かる水を入れ、強火で加熱して沸騰させる
- 沸騰後、(蓋の素材が容器と違う場合)蓋は2~3分、容器は5分以上煮沸する
- 蓋と容器を箸などで取り出し、清潔な布巾などの上に逆さにして自然乾燥させる