料理の基本
卵とろとろな親子丼の作り方を写真と動画でご紹介
とろとろの卵と甘辛く煮込まれた鶏肉が絡まり合う、親子丼。ふいに食べたくなる時がありますよね。親子丼は料理初心者には難しいんじゃないか…と敬遠している方もいるかもしれませんが、材料も工程も少なく、親子丼専用の鍋など使わなくても、小さめのお鍋やフライパンさえあれば意外と簡単に出来てしまいます。今回はそんな親子丼の基本の作り方を写真と動画でご紹介いたします。
親子丼に入れるのは玉ネギ?長ネギ?
親子丼と言えば、鶏肉と卵。このシンプルな2つの具材と風味づけにミツバを添えたりしますが、ご家庭で作る場合、みなさんは他にどんな具材を加えるでしょうか?代表的なのは「玉ネギ」だと思いますが、「長ネギ」というご意見もちらほら。 そこで、今回「親子丼に関する具材」のアンケートを実施してみました。その結果がこちらです。
長ネギ派は予想以上に少ない結果となりました。同県同士でも玉ネギ派と長ネギ派で別れていた県もあったので、地域差ではないのかもしれません。また、意外だったのは具材をいれない派の人も少なかったこと。やはりお家で作る親子丼は、○ネギを加えるのが一般的なようです。
親子丼の作り方
上記のアンケート結果から、玉ネギ派が全国的に多いということなので、今回は玉ネギを加えた、お家で作る親子丼の作り方をご紹介いたします。最後に動画もご用意しましたので、ぜひチェックしてみてください。
鶏モモ肉<(皮無し)一口大切り> 100g
タマネギ<薄くスライス>1/4個強
卵 2個
ご飯 150g
ミツバ<(1cm幅切り)>2本
【調味料A】
カツオ出汁 100ml
みりん 大さじ1
醤油 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
<下準備>
鶏モモ肉は一口大に切り、玉ネギは薄くスライスしておく。
<作り方>
1.小さめのフライパンに【調味料A】を入れて中火で煮立て、鶏肉と玉ネギを入れて3~5分加熱ししっかりと火を通す。
鶏肉に火が通り、タマネギが透明になるくらいまで煮ましょう。
2.「1」に溶き卵を中心から外側に向かって回し入れ、弱火~中火にして蓋をする。
卵を入れた後、静かに一かきして卵を馴染ませると火が通りやすくなります。
3.数秒待って、好みの半熟状態になったら器に盛ったご飯の上にかけ、ミツバを散らす。
ミツバはお好みで、卵の蓋を閉じる際に一緒に加えるとしんなりとした食感になります。
だし汁を多めにすることで、卵への火の通りを遅くさせることができ、卵に火が通りすぎて固まってしまうという失敗を回避できます。