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新茶シーズン到来!おうちで美味しくお茶を飲む方法&豆知識とおすすめレシピ5選

新茶のシーズンがやってきました。
一口に「お茶」といっても、種類は様々。という事は、美味しく淹れる方法も様々。
今回は、そんな様々なお茶の雑学や美味しい淹れ方をご紹介!
淹れ方以外にも、お茶に合うレシピや豆知識もありますので、お茶を飲みながら、ほっとゆっくりご覧くださいませ♪

[もくじ]
▶お茶の種類
▶美味しいお茶の淹れ方
▶お茶に合うレシピ
▶お茶に関する豆知識

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緑茶ってどんな種類があるの?気軽に買える美味しいお茶情報

「新茶の時期」と言っても、普段のお茶とどう違うの?

毎年、その年の最初に育った新芽をつんで作ったお茶の事を「新茶」、「一番茶」と言います。
時期としては、5月上旬~6月に摘まれた新芽が新茶になります。
ちょうど今頃、新茶になる新芽が摘み取らているのです。
2回め以降につまれた茶葉よりも、苦味が少なく甘みが強め、更に新茶でしか味わえない爽やかさが特徴です。

今更聞けない!色んな緑茶の種類

冒頭にもある通り、緑茶には様々な種類があります。
コンビニに売っている緑茶にも、煎茶や玉露などありますが、「何が何だか特徴がよく分からない」なんて方も多いのでは。

気軽にスーパーマーケットで買えるお茶でも、「煎茶」「深蒸し煎茶」「玉露」「番茶」などが多いでしょう。
他には「抹茶」の様な粉茶や、ティーパックタイプの緑茶もありますが、普段みなさんはどのくらい意識してお茶を購入されていますか?
ここでは、スーパーマーケットで気軽に手に入るお茶を初め、8種類のお茶についてご紹介します。
普段あまりお茶の種類を気にされない方も、これを読めばこだわりたくなってくるかも!

煎茶

煎茶

煎茶 標準的な方法で作られた、一番ベーシックな中級のお茶。茶期が早い方がアミノ酸類が多く含まれている。
▶煎茶の美味しい淹れ方

深蒸し煎茶

深蒸し煎茶 通常の煎茶より蒸し時間が2~3倍長いもの。葉の組織が壊れやすいので、水でも簡単に淹れる事ができ、濃厚な色と味わいが特徴。
▶深蒸し煎茶の美味しい淹れ方

玉露

玉露 ペットボトルでもおなじみな上級のお茶。苦渋味成分のタンニンは比較的少なめだが、苦味成分のカフェインは多め。低温で淹れると苦味を抑えられる。
▶玉露の美味しい淹れ方

番茶

番茶

番茶 収穫時期や品質などが規格外で下級の「番外茶」。遅く摘み取った「晩茶」や、普段使い(=番)のお茶、という説もあります。
▶番茶(玄米茶・ほうじ茶)の美味しい淹れ方

玄米茶

玄米茶 茶葉(煎茶・番茶)とお米(蒸し米を炒ったもの)が同じ割合でまざっているためカフェインは少なめ。お米の香ばしさも味わえるのが特徴。
▶番茶(玄米茶・ほうじ茶)の美味しい淹れ方

ほうじ茶

ほうじ茶 茶葉を”ほうじて”(強火で炒って)作られたお茶。強火で炒られたため、カフェインが飛び、香ばしい香りとスッキリした味が特徴。
▶番茶(玄米茶・ほうじ茶)の美味しい淹れ方

釜炒り製玉緑茶

釜炒り製玉緑茶 一般的な煎茶、玉緑茶のように蒸して作られるのではなく、玉緑茶の蒸す工程を釜炒りに置き換えたお茶。やや高温のお湯の方が淹れやすい。
▶釜炒り製玉緑茶の美味しい淹れ方

抹茶

抹茶 てん茶の茶葉を石臼などで挽いたもの。他の茶葉と違って、粉々になった茶葉自体をたてて飲むので、お茶のもつ栄養価を全て摂取できる。お菓子のフレーバーでも人気。

美味しいお茶を淹れるために

ざっと8種類のお茶を紹介しましたが、茶葉が持つ特徴も様々という事がおわかり頂けたかと思います。
という事は、それぞれに合わせたお茶の淹れ方があってもおかしくないはず。
例えば、茶葉のご紹介でも少し触れましたが、「深蒸し煎茶」の茶葉の組織が壊れやすいものは水でも淹れやすいのに対し、「釜炒り製玉緑茶」のように茶葉の組織があまり壊れていないものは熱めのお湯でないと、なかなか成分が抽出されません。
ここでは、よりお茶を美味しく楽しむ為に必要なものや、美味しい淹れ方をご紹介します。

参照元:農林水産省「お茶の入れ方マニュアル」

準備編

茶葉に合わせた茶器を選ぼう

どんなお茶を飲む時でも、急須や茶碗は同じ、という方も多いのではないでしょうか。
茶葉の美味しさをより引き出すためには、以下の急須や茶碗でお茶を淹れましょう。

茶葉の種類 急須のサイズと種類 茶碗のサイズ
玉露 急須(90ml) 極小ぶり(40ml)
上級煎茶 急須(250ml) 小ぶり(100ml)
中級煎茶 急須(600ml) 中ぶり(150ml)
番茶、ほうじ茶 土瓶(800ml) 大ぶり(200ml)

水にもこだわろう

日本茶には硬度100mg/リットル以下(30~80ml/リットルくらい)の軟水が適しています。
硬度が高いと、淹れたお茶の色は薄くなり、新鮮な香りも少なく、味も普段のものとと変わってしまいます。
日本のお水も、地域によって硬度が異なるものの、大体の地域では水道水の硬度が100mg/リットル以下だそうですが、気になる方は適した硬度のミネラルウォーターを購入のうえお試しください。

美味しいお茶の入れ方

[もくじ]
▶煎茶の美味しい淹れ方
▶深蒸し煎茶の美味しい淹れ方
▶玉露の美味しい淹れ方
▶番茶(玄米茶・ほうじ茶)の美味しい淹れ方
▶釜炒り製玉緑茶の美味しい淹れ方

煎茶編


①茶葉の量を計る
煎茶を淹れる場合は、1人分(1杯100mlを想定)2~3gの茶葉を使用します。(ティースプーン1杯で2g程度)
5人で飲む場合は10~15gとなりますが、実際は10gほどで美味しく淹れられます。
ただ、1人分だけ淹れる場合は、少し多めに茶葉を4~5g使うと、2煎目も美味しく淹れる事ができます。
②適切な量のお湯を用意する
茶碗(100ml~150mlが入る、小ぶりもしくは中ぶりのもの)を人数分用意し、湯冷ましを兼ねて適切な量のお湯を計ります。
茶碗に入れるお湯の量は、大体8分目くらいを目安にしましょう。
ただし、朝顔形の茶碗のように上開きの器の場合は、茶碗の8分目ではお湯の量が少なくなるため、多めにお湯を用意しましょう。
※お茶は使用した重量の約4倍のお湯を吸収するため、一煎目のお湯はそれだけ減る事を見込んでおくのがポイントです。
③お湯を適切な温度まで下げる
お湯はお茶の種類に合わせ、上級茶葉なら70℃、中級茶葉なら90℃まで湯冷ましをしてから使用します。
湯冷ましをするには、一般に専用の「湯冷まし」という道具を使うと良いです。
「湯冷まし」が無い場合などは、お湯を”使用するお茶碗で何度もお湯を移して温度を下げる”という方法もあります。
この方法なら、(季節やお茶碗のサイズ、材質で多少の違いはあるものの)1回移すごとに5℃~10℃の湯冷ましができます。
例:熱湯をポットに移すと90℃くらい、そこからお茶碗に移すと80℃くらい。(+お茶碗の中のお湯も時間とともに冷めていく)
「②適切な量のお湯を用意する」の際にお湯の量を計りながら湯冷ましをすると◎。
④お茶の成分を浸出させる
③で丁度いい温度の王を急須に入れたら、すぐには注がず、お茶の成分がお湯に滲み出るまで少し待ちます。
標準的な普通煎茶の場合、1分30秒の浸出時間が目安です。
⑤お茶碗に注ぐ
複数のお茶碗に注ぐ場合、それぞれお茶碗で「濃さ」「量」が同じなる様に「廻し注ぎ」をしましょう。
やり方としては、例えばお茶碗が3つある場合、1→2→3と注いだら、3回めに注いだお茶碗に4回め、2回めに注いだお茶碗に5回め、1回めに注いだお茶碗に6回めを注ぎ、この順番を繰り返します。
急須の中にお湯が残っていると、2煎目を淹れる時までに浸出してしまうので、1煎目を注ぐ際に最後の一滴まで注ぎきりましょう。
⑥2煎目を淹れる
1煎目を飲み終わったら、2煎目を入れましょう。
2煎目は、残った成分が浸出しやすいよう、1煎目よりやや熱めのお湯で、浸出時間は約半分(45秒ほど)待ってから淹れるのがポイントです。
お湯の計量時は、余分に一客用意したお茶碗を使用すると良いです。

深蒸し煎茶編


①茶葉の量を計る
深蒸し煎茶を淹れる場合は、1人分(1杯60mlを想定)2g、3人で飲む場合は6gの茶葉を使用します。(ティースプーン1杯で2g程度)
②適切な量のお湯を用意する
茶碗(100mlが入る、小ぶりのもの)を人数分用意し、湯冷ましを兼ねて適切な量のお湯を計ります。
茶碗に入れるお湯の量は、大体8分目くらいを目安にしましょう。
ただし、朝顔形の茶碗のように上開きの器の場合は、茶碗の8分目ではお湯の量が少なくなるため、多めにお湯を用意しましょう。
※お茶は使用した重量の約4倍のお湯を吸収するため、一煎目のお湯はそれだけ減る事を見込んでおくのがポイントです。
③お湯を適切な温度まで下げる
お湯はお茶の種類に合わせ、上級茶葉なら70℃、中級茶葉なら90℃まで湯冷ましをしてから使用します。
湯冷ましをするには、一般に専用の「湯冷まし」という道具を使うと良いです。
「湯冷まし」が無い場合などは、お湯を”使用するお茶碗で何度もお湯を移して温度を下げる”という方法もあります。
この方法なら、(季節やお茶碗のサイズ、材質で多少の違いはあるものの)1回移すごとに5℃~10℃の湯冷ましができます。
例:熱湯をポットに移すと90℃くらい、そこからお茶碗に移すと80℃くらい。(+お茶碗の中のお湯も時間とともに冷めていく)
「②適切な量のお湯を用意する」の際にお湯の量を計りながら湯冷ましをすると◎。
④お茶の成分を浸出させる
③で丁度いい温度の王を急須に入れたら、すぐには注がず、お茶の成分がお湯に滲み出るまで少し待ちます。
深蒸し煎茶の場合、茶葉の加工段階で細かく砕かれている為、30秒の浸出時間が目安です。
⑤お茶碗に注ぐ
複数のお茶碗に注ぐ場合、それぞれお茶碗で「濃さ」「量」が同じなる様に「廻し注ぎ」をしましょう。
やり方としては、例えばお茶碗が3つある場合、1→2→3と注いだら、3回めに注いだお茶碗に4回め、2回めに注いだお茶碗に5回め、1回めに注いだお茶碗に6回めを注ぎ、この順番を繰り返します。
急須の中にお湯が残っていると、2煎目を淹れる時までに浸出してしまうので、1煎目を注ぐ際に最後の一滴まで注ぎきりましょう。
茶葉が細かく、すぐに浸出してしまうので、手早く淹れるのがコツです。
⑥2煎目を淹れる
1煎目を飲み終わったら、2煎目を入れましょう。
2煎目は、残った成分が浸出しやすいよう、1煎目よりやや熱めのお湯で、浸出時間は約半分(20秒ほど)待ってから淹れるのがポイントです。
お湯の計量時は、余分に一客用意したお茶碗を使用すると良いです。

玉露編


①茶葉の量を計る
玉露を淹れる場合は、1人分(1杯10mlを想定)2~3gの茶葉を使用します。(ティースプーン1杯で2g程度)
3人で飲む場合は、少し多めに10g使用するのがベストです。
②適切な量のお湯を用意する
茶碗(40mlが入る、極小ぶりのもの)を人数分用意し、湯冷ましを兼ねて適切な量のお湯を計ります。
※お茶は使用した重量の約4倍のお湯を吸収するため、一煎目のお湯はそれだけ減る事を見込んでおくのがポイントです。
③お湯を適切な温度まで下げる
お湯はお茶の種類に合わせ、50~60℃まで湯冷ましをしてから使用します。
旨味成分「テアニン」が十分に浸出でき、旨味を引き立て、苦み・渋みを抑えられる温度です。
湯冷ましをするには、一般に専用の「湯冷まし」という道具を使うと良いです。
「湯冷まし」が無い場合などは、お湯を”使用するお茶碗で何度もお湯を移して温度を下げる”という方法もあります。
この方法なら、(季節やお茶碗のサイズ、材質で多少の違いはあるものの)1回移すごとに5℃~10℃の湯冷ましができます。
例:熱湯をポットに移すと90℃くらい、そこからお茶碗に移すと80℃くらい。(+お茶碗の中のお湯も時間とともに冷めていく)
「②適切な量のお湯を用意する」の際にお湯の量を計りながら湯冷ましをすると◎。
④お茶の成分を浸出させる
③で丁度いい温度の王を急須に入れたら、すぐには注がず、お茶の成分がお湯に滲み出るまで少し待ちます。
玉露の場合、じっくり旨味を浸出させて濃厚な味わいにするため、2分30秒の浸出時間が目安です。
⑤お茶碗に注ぐ
複数のお茶碗に注ぐ場合、それぞれお茶碗で「濃さ」「量」が同じなる様に「廻し注ぎ」をしましょう。
やり方としては、例えばお茶碗が3つある場合、1→2→3と注いだら、3回めに注いだお茶碗に4回め、2回めに注いだお茶碗に5回め、1回めに注いだお茶碗に6回めを注ぎ、この順番を繰り返します。
急須の中にお湯が残っていると、2煎目を淹れる時までに浸出してしまうので、1煎目を注ぐ際に最後の一滴まで注ぎきりましょう。
玉露を飲む場合は、一気に飲み込むのではなく、舌の上で転がす様に味わうのがおすすめです。
⑥2煎目を淹れる
1煎目を飲み終わったら、2煎目を入れましょう。
2煎目は、残った成分が浸出しやすいよう、1煎目よりやや熱めのお湯で、浸出時間は約半分(1分ほど)待ってから淹れるのがポイントです。
お湯の計量時は、余分に一客用意したお茶碗を使用すると良いです。

番茶(玄米茶・ほうじ茶)編


①茶葉の量を計る
番茶(玄米茶・ほうじ茶)を淹れる場合は、1人分(1杯100mlを想定)2~3gの茶葉を使用します。(大ぶりのスプーン1杯で6g程度)
5人で飲む場合は10~15gとなりますが、実際は10gほどで美味しく淹れられます。
ただ、1人分だけ淹れる場合は、少し多めに茶葉を4~5g使うと、2煎目も美味しく淹れる事ができます。
②適切な量のお湯を用意する
大ぶりもしくは中ぶりのお茶碗を人数分用意し、人数分淹れられるだけの量のお湯を用意しましょう。
※お茶は使用した重量の約4倍のお湯を吸収するため、一煎目のお湯はそれだけ減る事を見込んでおくのがポイントです。
③熱湯を使用する
番茶(玄米茶・ほうじ茶)は味わって飲むより、香ばしい火香、玄米の香り、焙じ香を楽しむお茶のため、香りが引き立つ様に熱湯を使用します。
④お茶の成分を浸出させる
③で丁度いい温度の王を急須に入れたら、すぐには注がず、お茶の成分がお湯に滲み出るまで少し待ちます。
標準的な番茶(玄米茶・ほうじ茶)の場合、30秒の浸出時間が目安です。
⑤お茶碗に注ぐ
複数のお茶碗に注ぐ場合、それぞれお茶碗で「濃さ」「量」が同じなる様に「廻し注ぎ」をしましょう。
やり方としては、例えばお茶碗が3つある場合、1→2→3と注いだら、3回めに注いだお茶碗に4回め、2回めに注いだお茶碗に5回め、1回めに注いだお茶碗に6回めを注ぎ、この順番を繰り返します。
急須の中にお湯が残っていると、2煎目を淹れる時までに浸出してしまうので、1煎目を注ぐ際に最後の一滴まで注ぎきりましょう。
⑥2煎目を淹れる
1煎目を飲み終わったら、2煎目を入れましょう。
2煎目は、残った成分が浸出しやすいよう、1煎目よりやや熱めのお湯で、浸出時間は待たずにすぐ淹れるのがポイントです。
お湯の計量時は、余分に一客用意したお茶碗を使用すると良いです。

釜炒り製玉緑茶編


①茶葉の量を計る
釜炒り製玉緑茶を淹れる場合は、1人分(1杯100mlを想定)2~3gの茶葉を使用します。(ティースプーン1杯で2g程度)
5人で飲む場合は10~15gとなりますが、実際は10gほどで美味しく淹れられます。
ただ、1人分だけ淹れる場合は、少し多めに茶葉を4~5g使うと、2煎目も美味しく淹れる事ができます。
②適切な量のお湯を用意する
茶碗(100ml~150mlが入る、小ぶりもしくは中ぶりのもの)を人数分用意し、湯冷ましを兼ねて適切な量のお湯を計ります。
茶碗に入れるお湯の量は、大体8分目くらいを目安にしましょう。
ただし、朝顔形の茶碗のように上開きの器の場合は、茶碗の8分目ではお湯の量が少なくなるため、多めにお湯を用意しましょう。
※お茶は使用した重量の約4倍のお湯を吸収するため、一煎目のお湯はそれだけ減る事を見込んでおくのがポイントです。
③お湯を適切な温度まで下げる
お湯はお茶の種類に合わせ、上級茶葉なら70℃、中級茶葉なら90℃まで湯冷ましをしてから使用します。
湯冷ましをするには、一般に専用の「湯冷まし」という道具を使うと良いです。
「湯冷まし」が無い場合などは、お湯を”使用するお茶碗で何度もお湯を移して温度を下げる”という方法もあります。
この方法なら、(季節やお茶碗のサイズ、材質で多少の違いはあるものの)1回移すごとに5℃~10℃の湯冷ましができます。
例:熱湯をポットに移すと90℃くらい、そこからお茶碗に移すと80℃くらい。(+お茶碗の中のお湯も時間とともに冷めていく)
「②適切な量のお湯を用意する」の際にお湯の量を計りながら湯冷ましをすると◎。
④お茶の成分を浸出させる
③で丁度いい温度の王を急須に入れたら、すぐには注がず、お茶の成分がお湯に滲み出るまで少し待ちます。
標準的な釜炒り製玉緑茶の場合、1分30秒の浸出時間が目安です。
⑤お茶碗に注ぐ
複数のお茶碗に注ぐ場合、それぞれお茶碗で「濃さ」「量」が同じなる様に「廻し注ぎ」をしましょう。
やり方としては、例えばお茶碗が3つある場合、1→2→3と注いだら、3回めに注いだお茶碗に4回め、2回めに注いだお茶碗に5回め、1回めに注いだお茶碗に6回めを注ぎ、この順番を繰り返します。
急須の中にお湯が残っていると、2煎目を淹れる時までに浸出してしまうので、1煎目を注ぐ際に最後の一滴まで注ぎきりましょう。
⑥2煎目を淹れる
1煎目を飲み終わったら、2煎目を入れましょう。
2煎目は、残った成分が浸出しやすいよう、1煎目よりやや熱めのお湯で、浸出時間は約半分(45秒ほど)待ってから淹れるのがポイントです。
お湯の計量時は、余分に一客用意したお茶碗を使用すると良いです。

緑茶に合うレシピレシピ5選

美味しいお茶の淹れ方の次は、美味しくお茶に合うレシピのご紹介!
「お茶は食後派」という方も、様々な食事・おやつと一緒にお茶を楽しみましょう♪

お茶に合う食事系レシピまとめ


愛媛の郷土料理をご家庭で♪
宇和島鯛めし

宇和島鯛めし
“鯛茶漬け”という料理があるなら、鯛めしがお茶と合わない訳がない!
レシピはこちら


巻いて楽しい
太巻き寿司

太巻き寿司
お寿司屋さんで”あがり”を飲む様に、お寿司とお茶は相性がいいですよね。
レシピはこちら

お茶に合うおやつ系レシピまとめ


甘じょっぱさが癖になる
黒豆あられ

黒豆あられ
カリサクで甘じょっぱいあられは、言わずもがなお茶との相性抜群。お茶だけでなくお酒にだって合います。
レシピはこちら


夏にぴったり
水ようかん

水ようかん
実は簡単につくれる水ようかん。これからの暑い夏に、冷たいお茶と一緒にいかが?
レシピはこちら


小さな
栗きんとんどら焼き

栗きんとんどら焼き
栗きんとんのあま~い味が苦手という方もいるかもしれませんが、お茶と一緒ならさっぱりいただけます。
レシピはこちら

もっと緑茶に合うレシピが知りたい方は…


おうちで新茶を楽しもう!美味しいお茶に合うスイーツレシピ特集

▲緑茶に合うスイーツ大特集!
おうちで新茶を楽しもう!美味しいお茶に合うスイーツレシピ特集」では、今回取り上げた以外にも、たくさんの美味しいスイーツをまとめています♪

お茶に関する豆知識

“緑””紅”だけじゃない、色々なお茶の”色”

今回取り上げた「緑茶」以外でお茶というと、「紅茶」や「烏龍茶」を思い浮かべる方も多いかと思います。
特に、「緑茶」のあとに「紅茶」と来ると、「あれ?どっちも色の名前付くな?」と気づく方もいるでしょう。
実は、お茶の分類は製法・発酵具合によって6つに”色分け”されているのです。
烏龍茶も色の名前は付いていませんが、色分けすると「青茶」に分類されるのです。

製法(発酵度合い) お茶の分類 説明 お茶の種類(例)
不発酵茶(0%) 緑茶 発行させない緑のお茶。今回紹介の日本茶や中国茶など。日本や中国で最もポピュラーなお茶。 日本:煎茶、玉露、番茶、玄米茶、ほうじ茶、釜炒り製玉緑茶、抹茶など/中国:龍井茶、碧螺春、黄山毛峰など
弱後発酵茶 黃茶 中国茶の中で最も希少価値が高く、100g1万円を超えるものもある黄色い茶葉のお茶。中国紅茶に似ていて、甘みが強く独特の香り。 君山銀針、霍山黄芽、蒙頂黄芽など。
弱発酵茶 白茶 茶葉に白い羽毛がビッシリ生えている。茶葉は広げて乾燥させるだけという、中国茶の中で特に簡素な製法で作られる。味は甘く、ハーブや花の様な香りが特徴。 白毫銀針、白毫、白牡丹など。
半発酵茶(30~60%) 青茶 ベーシックな烏龍茶。「青茶」と呼ばれるのは、発酵過程で発酵の褐色と不発酵の緑が混じって青く見えたため。緑茶と紅茶の間の、スッキリしつつ味わいがあるのが特徴。 凍頂烏龍茶、東方美人、武夷岩茶など
完全発酵茶 紅茶 茶碗に注いだお茶が赤い、酸化発酵を最後まで行ったお茶。お花の様な甘い香りが特徴。しっかりした味でミルクやレモンなどを加えるのも人気。 インド:ダージリン、アッサム/スリランカ:ウバ/中国:祁門紅茶など。
後発酵茶(80~100%) 黒茶 濃い褐色の茶葉。緑茶の時点で酸化発酵を加熱する事でストップさせ、その後コウジカビで発酵させた「熟茶」、もしくは時間をかけて熟成した「生茶」の事。まろやかで甘いのが特徴。 日本:碁石茶、阿波晩茶など/中国:プーアル茶、茯茶など

最後に

ここまで様々な観点でお茶についてまとめてきましたが、今までなんとなくお茶を飲んでいた、という方も少しお茶について興味を持って頂けたのではないでしょうか?
新茶が美味しい時期も、暑い夏や寒い冬も、美味しいお茶を淹れてホッと癒されてくださいね♪

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