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【意外と知らない!?】電子レンジで温めてはいけないもの
今や温める目的だけではなく、時短の調理器具としても使用する機会の増えた電子レンジですが、便利さの裏に、危険が潜んでいるのをご存じですか?電子レンジで温めてはいけないものは、一歩間違えると、爆発したり発火したりしてしまいます。
そこで今回は、「電子レンジで温めてはいけないもの~食べ物編・モノ編~」をご紹介します。
電子レンジで温めてはいけないもの
~食べ物編~
○飲み物
液体を加熱することにより、何らかのショックを受け、急激に沸騰を起こす現象『突沸』が起きることがあります。
突沸により、中の熱い液体が飛び散り、やけどする危険があるので、温め過ぎてしまった場合は、加熱が終わってもすぐに取り出さず、扉を開けないで数分冷ましてから取り出しましょう。
○卵
殻のままはもちろんのこと、殻を割ったあとの白身と黄身でも爆発することがあります。例え、半分に切ったゆでたまごでも、破裂する可能性があります。こちらも破裂した際、やけどの危険があるので、どうしても温めたい場合は、生卵なら溶きほぐすか、黄身の部分につまようじなどで穴を空けて下さい。ゆでたまごは、基本的に電子レンジ加熱を避けましょう。
○ウィンナー・トマト・明太子
卵の殻と同様、薄い皮や膜に包まれている食品は、電子レンジで加熱した場合、破裂する可能性があります。電子レンジを使用する場合は、切り分けたり、穴を空けるなどして、蒸気の逃げ道を作ることにより、破裂を防ぐことが出来ます。
○水分量の少ない食材
さつまいもなどの芋類や、ニンニクのような水分量の少ない食材は、加熱すると焦げたり、発火したりすることもあります。その為、芋類を温める時は、一度水にくぐらせ、ラップで水分が逃げない状態にしましょう。
電子レンジで温めてはいけないもの
~モノ編~
○ペットボトル・缶
ペットボトルや、缶を電子レンジで温めると、変形の恐れがあるだけでなく、爆発する可能性もあります。温める時は、中身をコップや、容器に移してからにしましょう。
○アルミホイル
電子レンジでアルミホイルなどの金属(メタル製のステンレスマグも含む)を加熱すると、火花が散って、電子レンジが壊れてしまいます。最悪の場合、発火することもあるので、電子レンジでアルミホイルを加熱するのは、絶対にNGです。
ちなみに、オープン機能付きの電子レンジで、オーブン機能を使用する場合は、問題ありません。
○紙製のもの
紙製の容器や、袋に入ったまま食品を温めると、焦げたり、発火する恐れがあります。電子レンジで加熱する場合、陶器や磁器などの耐熱容器に入れてから温めましょう。
電子レンジで温めてはいけないもの
~その他~
番外編として、『庫内が汚れている』状態で、電子レンジを使用すると、発火や故障の原因になるので、注意が必要です。
食品を温めた際、庫内に食品のカスなどが飛んでしまったら、すぐに拭き取り、庫内を清潔に保ちましょう。
まとめ
『電子レンジで温めてはいけないもの』についてご紹介してきましたが、「普段、電子レンジで温めてしまっていた!」というものもあったのではないでしょうか?電子レンジに入れてはダメなものを温めるとどうなるのかを知っているだけで、今後は注意しようと思えますよね。
電子レンジは、使い方さえ守れば、食品を温めたり、調理に使用したりと、とても便利な代物ですので、注意点を守って今後も大いに活用しましょう。